中東懸念で下落も後場は買戻しが優勢

 日経平均株価

  • 終値:38,354.09円
  • 前日比:−49.14円
  • 騰落率:−0.13%

東証株価指数(TOPIX)

  • 終値:2,761.18ポイント
  • 前日比:−10.08ポイント
  • 騰落率:−0.36%

東証グロース市場250指数

  • 終値:751.02ポイント
  • 前日比:+0.31ポイント
  • 騰落率:+0.04%

市場動向

本日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比-49.14円(-0.13%)の38,354.09円、TOPIXが-10.08ポイント(-0.36%)の2,761.18ポイントで取引を終えた一方、東証グロース250は+0.31ポイント(+0.04%)の751.02ポイントと小幅高で着地しました 。

朝方は、米国によるイラン核施設への攻撃懸念からリスクオフムードが強まり、原油価格上昇も相まって寄り付き直後に日経平均が一時300円超の大幅安を付け、TOPIXも下落幅を拡大しました。前場終盤には、一部売り一巡感から押し目買いが入り、下げ渋る動きに転じました。

後場にかけては、ドル円が1ドル=147円台まで円安進行したことを受け、海外投機筋の先物買いが断続的に入る展開に。これに伴い日経平均は下げ幅を縮小し、結局ほぼ小動きで大引けとなりました。

輸出関連や資源セクターに買い戻しが波及したものの、半導体など情報・通信株の重荷もあり、市場は方向感を欠いたまま終えています。

東証プライム市場の出来高は約1,570百万株と前週末を大幅に下回る水準で推移し、商いは低調でした。

業種別動向

本日の東証33業種は、値上がり12業種、値下がり21業種と下落優勢の展開でした。

上昇率トップは「鉱業」(+1.04%)で、INPEXや石油資源が原油価格の底堅さを背景に買いを集めました。続く「精密機器」(+0.81%)では、東京計器やテルモ、オリンパスが半導体関連の底打ち期待で堅調に推移。

第3位の「食料品」(+0.49%)は、サッポロホールディングスやピックルス、わらべ日洋など内需系銘柄に押し目買いが入りました。

中位では、「医薬品」(+0.43%)が中外製薬やアステラス製薬の一角を中心に買われ、「海運業」(+0.37%)は川崎汽船や日本郵船が円安メリットを享受しました。

一方、大きく売られたのは「電気・ガス業」(−1.57%)が最下位となり、東京電力や中部電力など公益セクターへの売りが先行しました 。続いて「非鉄金属」(−1.53%)も大幅安となり、古河電気工業やフジクラ、JX金属といった素材株にコスト増懸念や利益確定の売りが出ました。

「鉄鋼業」(−1.41%)も軟調で、日本製鉄やJFEホールディングス、合同製鐵など主要銘柄が世界的な需要不透明感を背景に下押しされました。「空運業」(−1.33%)も下落、JALやANAホールディングスが旅客需要の回復後退を受けて売りを浴びました。さらに「電気機器業」(−1.14%)とソニーグループ、日立や東京エレクトロンなどの輸出関連ハイテク株に売りが広がり、全体の重しとなりました。

東証プライム市場では、値上がり銘柄が654銘柄、値下がりが915銘柄となり、値下がり優勢の一日でした。

個別銘柄動向

2025/6/23 日経225騰落率順位1
2025/6/23 日経225騰落率順位2
2025/6/23 日経225騰落率順位3
2025/6/23 日経225騰落率順位4
2025/6/23 日経225騰落率順位5

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