中東リスク緊迫、全面安の展開
日経平均株価
- 終値:37,834.25円
- 前日比:−338.84円
- 騰落率:−0.95%
東証株価指数(TOPIX)
- 終値:2,756.47ポイント
- 前日比:−26.50ポイント
- 騰落率:−0.95%
東証グロース市場250指数
- 終値:752.52ポイント
- 前日比:−11.20ポイント
- 騰落率:−1.47%
市場動向
本日の東京株式市場は、主要3指数が揃って続落。日経平均株価は37,834.25円で前日比-338.84円(-0.89%)の大幅安となり、心理的節目の3万8,000円を大きく割り込みました。TOPIXも2,756.47ポイントで前日比-26.50ポイント(-0.95%)としました 。
一方、東証グロース市場250指数は752.52ポイントで前日比-11.20ポイント(-1.47%)と大幅安となり、新興株にも売りが波及しました。
市場の重荷となったのは、イスラエルのイラン空爆に伴う中東情勢の緊迫化です。中東での地政学リスクが高まったことでリスク回避ムードが強まり、逃避先とされる債券が急伸、円買い・円高が進行しました。
原油価格は一時急騰したものの、輸出関連・資源関連には買い材料にならず、むしろ円高と相まって輸出株の収益懸念を増幅させる結果となりました。
東証プライム市場の出来高は約2,079百万株と最近の商いでは高水準で、ポジション調整を続けている様子がうかがえます。
業種別動向
本日の東証33業種は、値上がり7業種、値下がり26業種と、全体的に売り優勢の一日となりました。
上昇率トップは「鉱業」で+2.77%。原油価格の上昇を背景に資源関連株が買われ、石油資源開発やINPEX、K&Oエナジーなどがしっかりした動きとなりました。
次いで「石油・石炭製品」が+1.61%と続伸し、コスモホールディングスや富士石油、ENEOSなどが原油相場の堅調さを材料に買い進まれました。
「電気・ガス業」+1.17%では、東京電力や関西電力など電力株が底堅く、需給の安定化を期待した買いが入りました。
「海運業」も+0.93%と上昇し、日本郵船や商船三井などが地政学リスクにより運賃上昇の思惑がはいり上値を試す展開。「倉庫・運輸関連」+0.28%では、三菱倉庫や日新が堅調でした。
一方で下落率トップは「空運業」で-3.18%。JALやANAなど航空株は、前日にインドで起こった旅客機の事故や原油高による燃料コスト増、地政学リスクの影響を懸念した売りが優勢でした。
「繊維製品」-2.19%では、東レや帝人、ゴールドウインなどが利益確定の売りに押されました。
「サービス業」-1.83%も、直近上昇していた新興企業を中心に調整色が強まりました。「化学」-1.70%では、特殊素材やプラスチック関連に軟調な動きが見られ、景気敏感株への警戒感が表れました。
「輸送用機器」-1.62%は、自動車や自転車部品関連に円高の影響が意識され、軒並み安となりました。
また本日の東証プライム市場では、値上がり銘柄数が291銘柄、値下がり銘柄数が1,303銘柄となり、全体の約8割が下落する軟調な展開となりました。





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