日経4日ぶり反落、米休場を控え商い低調
日経平均株価
- 終値:38,488.34円
- 前日比:−396.81円
- 騰落率:−1.02%
東証株価指数(TOPIX)
- 終値:2,792.08ポイント
- 前日比:−16.27ポイント
- 騰落率:−0.58%
東証グロース市場250指数
- 終値:757.58ポイント
- 前日比:−4.31ポイント
- 騰落率:−0.57%
市場動向
本日の東京株式市場は、主力株の上値追い一服感と米株の利益確定売りを背景に売り優勢となり、日経平均株価は前日比396.81円81安(‑1.02%)の3,8488.34円で4営業日ぶりに反落した。東証株価指数(TOPIX)も前日比16.27ポイント安(‑0.58%)の2792.08ポイントと同じく4営業日ぶりに反落し、市場全体でリスク回避ムードが強まった。
一方、成長株の動きを示す東証グロース市場250指数は、前日比4.31ポイント安(‑0.57%)の757.58ポイントで取引を終え、3営業日続いた小幅上昇から一転、利益確定売りに押されて軟調地合いとなった。
下落の背景には、米連邦準備制度理事会(FRB)が金利据え置きを決定したものの、パウエル議長による景気先行きへの慎重な言及が響き、米景気への警戒が広がりました。加えて、中東情勢の緊迫化も不安心理を刺激し、輸出関連や素材株を中心に幅広く売られました 。
後場の後半にかけて下げ幅を拡大、米休場を控えて取引参加者が慎重になったことも影響しました 。しかし、市場心理は依然として売り優勢に傾いており、新たな材料の出現がなければ反発のきっかけは限定的と見られます。
総じて、「FRB・中東リスクによる売りが優勢、中盤以降は底固さも浮上したが地合い重く反落」の一日となりました。
東証プライム市場の出来高は1,432万株と、直近の平均を下回る水準となり、参加者の売買意欲が低かったことを示しています。
業種別動向
本日の33業種は10業種が値上がり、23業種が値下がりする売り圧が強い展開となりました。
上昇率トップは「水産・農林業」(+0.88%)で、主力のニッスイや伊藤忠、三菱商事系の食料関連株に買いが波及しました 。続く「陸運業」(+0.78%)ではJR東日本やセンコーグループホールディングスなど商社物流、トラック大手が買い優勢に。「小売業」(+0.74%)も良品計画やイオンを中心に、生活必需消費関連の堅調さが指摘されました。
一方、反落した業種では「電気機器」(‑1.33%)が最も値を崩し、東京エレクトロンやレーザーテック、キーエンスが軟調でした 。「医薬品」(‑1.33%)はアステラスや第一三共の下落を受け、セクター全体に売りが波及 。「輸送用機器」(‑1.24%)ではトヨタやホンダに利益確定の売りが強まりました。
中盤以降は、後場にかけて「不動産業」(+0.39%)や「鉄鋼」(+0.62%)の上げ幅がやや拡大。三井不動産やJFEホールディングスを中心に押し目買いが入り、金属製品(‑1.21%)ではSUMCOの下げ幅縮小も見られました。また、「証券」(‑0.98%)は野村や大和の売りでマイナス圏に転じ、「パルプ・紙」(‑0.85%)も王子ホールディングスの下落が重荷となりました 。
また東証プライム市場では、値上がり銘柄数が657、一方で値下がり銘柄数は891が下落する結果となり、売り優勢の一日でした。





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