日経平均は3万8,500円付近で売り圧力

 日経平均株価

  • 終値:38,211.51 円
  • 前日比:+122.94 円
  • 騰落率:+0.32 % 

東証株価指数(TOPIX)

  • 終値:2,786.24ポイント
  • 前日比:+0.83ポイント
  • 騰落率:+0.03 %

東証グロース市場250指数

  • 終値:760.14ポイント
  • 前日比:+11.38ポイント
  • 騰落率:+1.52%

市場動向

本日の東京市場は、海外勢の買い戻しと円安進行を背景にリスク選好が高まり、主要3指数が揃って上昇して取引を終えました。日経平均株価は前日比122.94円(+0.32%)高の38,211.51円と3日続伸し、TOPIXも0.83ポイント(+0.03%)高の2,786.24ポイントで底堅く推移しました。

東証グロース市場250指数は11.38ポイント(+1.50%)高の760.14ポイントと、主要3指数の中で最も上昇率が高く、中小型ハイテク株を中心に資金が流入しました。

市場では米国と中国の通商交渉進展期待が根強く、寄り付き直後から買いが先行し、前場には一時407.13円高の38,495.70円まで戻り高値を更新。外国為替市場ではドル・円が1ドル=145円台前半から144円半ばまで推移し、特に半導体関連に買い戻しが入り、精密機器株も恩恵を受けました。

その後、為替が一時円高に振れた影響で上値が重くなり、後場は伸び悩む展開となりました 。外国為替市場ではドル・円が1ドル=145円台前半から144円半ばまで推移し、利益確定売りも散発的に出ました。投資家は上値追いに慎重な姿勢を崩さず、節目の3万8,500円付近では売り圧力が強まるなど“売りと買い戻し”の綱引きが続いた1日でした。

東証プライム市場の出来高は約1,590百万株と活発で、前日よりも商いが膨らみました 。

業種別動向

本日の東証33業種は、20業種が値上がり、13業種が値下がりと、景気敏感株に買いが優勢でした。上昇率トップは「海運業」(+1.44%)で、商船三井・日本郵船・川崎汽船が地政学リスクや外航市況の持ち直し期待で買われました。

続く「精密機器」(+1.37%)はHOYA・テルモ・オリンパスが半導体関連需要の回復観測を受け上値を追い、「鉱業」(+1.12%)はINPEX・日鉄鉱業・石油資源開発が資源価格の上昇見通しから堅調でした。「医薬品」(+0.96%)では大塚ホールディングス・中外製薬・住友ファーマ、「化学」(+0.74%)は資生堂・UBE・信越化学工業が買われ、「ガラス・土石製品」(+0.57%)はAGC・日本板硝子・TOTOが内需回復期待で支えられました。

一方、下落率トップは「保険業」(-1.51%)でMS&ADインシュアランス・東京海上HD・SOMPOが海外損保市況の先行き懸念で売られ、「倉庫・運輸関連」(-1.19%)は三井倉HD・三菱倉庫・安田倉庫が利益確定売りを背景に軟調でした。

その他、「銀行業」(-1.09%)や「非鉄金属」(-0.95%)もそれぞれ三菱UFJFG・みずほFG、フジクラ・三井金属が下押しされ、市場全体は資源・輸出関連の物色が続く中、ディフェンシブや金融セクターに足踏み感が残りました。

また東証プライム市場では、値上がり銘柄数が673銘柄、値下がり銘柄数が877銘柄となり、値下がり銘柄数が上回りました。

個別銘柄動向

2025/6/10 日経225騰落率順位1
2025/6/10 日経225騰落率順位2
2025/6/10 日経225騰落率順位3
2025/6/10 日経225騰落率順位4
2025/6/10 日経225騰落率順位5

コメント

このブログの人気の投稿

前日の大幅安の反動

米中関係の悪化懸念

米国株高を受けて買いが優勢